最近急増中？！Twitter無断転載の報告方法

2024年3月9日2025年3月11日

DIGITAL MARKETING Group

あなたの大切なツイート、知らない間に誰かに使われていませんか？

自分が時間をかけて作成した作品や、心を込めて投稿した文章が、許可なく拡散されてしまうことは、大きなショックを与えるとともに、著作権の侵害にも繋がりかねません。

そんな不安を感じているあなたへ。

もしもの時のために、正しい知識を身につけて、安心してTwitterを利用できるように備えておきましょう。

&.SEO – アンド･エスイーオー

Googleをリアルタイムに分析する手法

&.SEOのページをみる

1. 最近Twitterで増えている？無断転載の報告について解説

日々たくさんの情報が飛び交うTwitter。
気軽に自分の意見や作品を発信できる便利なツールですが、それと同時に、悪質な「無断転載」の被害も後を絶ちません。

自分の作った作品や、時間をかけて考えた文章が、許可なく拡散されてしまうことは、クリエイターにとって大きな痛手となるでしょう。

1-1. Twitterの無断転載とは何かを分かりやすく解説

Twitter上で公開されているからといって、自由に利用して良いわけではありません。

ツイートには、文章、写真、イラスト、動画など様々な種類がありますが、いずれも著作権法で保護されています。

1-2. どんな行為がTwitterの無断転載に当てはまるのか

ツイートのスクリーンショットを撮って、自分のアカウントで再投稿する行為
ツイートの内容をコピー＆ペーストして、あたかも自分が考えたかのように投稿する行為
ツイートに投稿された画像や動画を、無断で自分のブログやウェブサイトに転載する行為
ツイートの内容をまとめサイトや他のSNSに、引用元を記載せずに転載する行為
ツイートの内容を商業目的で利用する行為（許可を得ていない場合）

1-3. 無断転載はどんな問題があるのか

また、以下のような問題を引き起こす可能性もあります。

著作権者の収益機会を奪う可能性がある
著作権者の名誉や信用を傷つける可能性がある
誤った情報が拡散される可能性がある

1-4. 無断転載を見つけた時の対処法

感情的に反応してしまうと、トラブルに発展する可能性があります。

具体的にどのような対処法があるかは、次の章で詳しく解説します。

2. Twitterで無断転載の報告をするには？具体的な方法を紹介

日々多くのユーザーが利用するTwitterですが、その手軽さの裏側で、自分が投稿したツイートが無断で転載されるリスクも存在します。

「報告」という手段があるのは知っていても、具体的な手順や必要な情報となると、戸惑ってしまう方もいるかもしれません。

そこで本章では、Twitter社への報告方法を、誰でも迷うことなく行動に移せるよう、具体的な手順に沿って丁寧に解説していきます。

2-1. 報告の手順1：該当ツイートの報告

Twitter上には、不適切な投稿を通報するための機能が備わっています。
無断転載もこの通報機能を使って報告することができます。

無断転載されているツイートを見つける: あなたのツイートが許可なく使用されているのを見つけたら、まずは落ち着いて、該当のツイートを開きましょう。
ツイート右上の「・・・」アイコンをクリック: ツイートの右上に表示されている「・・・」アイコンをクリックすると、メニューが表示されます。
「報告する」を選択: 表示されたメニューの中から「報告する」を選択します。
報告理由を選択: 報告理由を選択する画面が表示されますので、「知的財産権の侵害を報告する」を選び、「著作権で保護されたコンテンツ」を選択します。「知的財産権」とは、簡単に言うと、創作活動によって生み出された、アイデアや表現などに対する権利のことです。Twitterでは、無断転載は、この知的財産権の侵害にあたると判断されます。
画面の指示に従って報告: 後は、画面の指示に従って、報告に必要な情報を入力していきます。具体的にどのような情報が必要なのかは、次のセクションで詳しく解説します。

2-2. 報告の手順2：専用フォームからの報告

Twitterでは、ツイートの通報機能とは別に、著作権侵害に関する報告専用のフォームが用意されています。

より詳細な情報提供が必要な場合や、上記の方法で報告がうまくいかない場合に備え、この専用フォームを利用することができます。

専用フォームを利用する場合は、以下の手順で進めていきましょう。

Twitterのヘルプセンターにアクセス: まずは、インターネットブラウザでTwitterのヘルプセンターにアクセスします。
「著作権侵害の報告」のページを開く: ヘルプセンターのページ内から、「著作権侵害の報告」に関するページを探して開きます。
「報告フォームはこちら」をクリック: ページ内に設置されている「報告フォームはこちら」といったボタンをクリックし、フォームを開きます。
フォーム内の各項目を正確に記入: フォームが開いたら、記載されている各項目に対して、正確に情報を記入していきます。

2-3. 報告に必要な情報

Twitterへの報告を行う際には、以下の情報をできる限り詳細に伝えるようにしましょう。

これらの情報は、Twitter側があなたの訴えを正しく理解し、適切な対応を取るために非常に重要です。

報告者の氏名、住所、連絡先: あなたの身元を明らかにするための基本的な情報です。
権利侵害を受けていると主張する著作物の詳細（投稿日時、内容など）: どのツイートがあなたの権利を侵害しているのかを特定するために、投稿日時や内容などを具体的に伝えましょう。
権利侵害をしていると主張するアカウントのユーザー名: どのアカウントがあなたのツイートを無断転載しているのかを明確に伝えましょう。
権利侵害を受けていると主張する具体的な内容と、その根拠: あなたのツイートのどの部分がどのように権利を侵害されているのか、具体的な内容とその根拠を明確に伝えましょう。
虚偽の申立てではないという旨のあなたの宣誓書: あなたが虚偽の申告をしていないことを証明するための宣誓書を作成し、提出する必要があります。

上記以外にも、状況に応じて追加の情報提供を求められる場合があります。

3. Twitterで無断転載を報告する際の注意点

正しく報告を行い、スムーズに問題解決へと進めるためにも、事前に注意点を押さえておきましょう。

3-1. 報告が却下されるケース

以下のようなケースでは、報告が却下される可能性があります。

ツイートの内容が著作権法で保護されていない場合: Twitter上で公開されているからといって、全てのツイートが著作権法で保護されているわけではありません。例えば、アイデアや事実のみを羅列しただけのツイートや、著作権保護の対象期間が終了しているツイートなどは、保護の対象外となる場合があります。
引用の範囲内と判断された場合: 著作権法では、一定の条件を満たせば、著作物を無断で引用することが認められています（引用の要件）。例えば、引用元を明記している場合や、引用部分が全体の分量と比較して少ない場合などは、引用が認められる可能性があります。
権利侵害の事実が確認できない場合: Twitter側が調査を行った結果、権利侵害の事実が確認できないと判断された場合、報告は却下されます。
必要な情報が不足している場合: 報告に必要な情報が不足している場合、Twitter側は適切な対応を取ることができません。そのため、報告が却下される可能性があります。

3-2. 証拠の残し方

万が一、相手との間でトラブルになった場合、証拠がなければ、あなたの主張が認められない可能性もあります。

証拠を残す方法としては、以下のようなものがあります。

スクリーンショットを保存: 無断転載されているツイートのスクリーンショットを保存しておきましょう。
ツイートのURLをコピー: 無断転載されているツイートのURLをコピーしておきましょう。
公証役場による証拠保全: より確実な証拠を残したい場合は、公証役場による証拠保全という方法もあります。

3-3. 具体的なツイートの引用方法

Twitterでは、以下の条件を満たせば、ツイートを引用することができます。

引用元が明確であること: 引用元のツイートが明確に分かるように、ツイートのURLなどを記載する必要があります。
引用部分が明確であること: 自分の文章と引用部分を明確に区別する必要があります。例えば、引用部分を「」で囲む、引用部分を別のフォントにするなどの方法があります。
引用の目的が明確であること: 単に引用元のツイートをコピー＆ペーストするのではなく、引用する目的が明確である必要があります。
著作者人格権を侵害しないこと: 著作者人格権とは、著作者が自分の著作物に対して持つ権利のことです。引用を行う際には、著作者の人格を尊重し、著作者の意図を歪曲するような引用は避けなければなりません。

4. 無断転載を防ぐためにできること

しかし、実際に被害に遭ってしまってから対応するよりも、事前に対策をしておくことの方が重要です。

4-1. プロフィールへの注意書き

プロフィール欄に、以下のような注意書きを記載しておきましょう。

無断転載・無断使用禁止: 自分のツイートや画像などのコンテンツを、許可なく転載したり使用することを禁止する旨を明記します。
著作権は放棄していません: Twitterに投稿したとしても、著作権は放棄していないことを明記することで、安易な無断転載の抑止力に繋がります。
転載・使用に関する問い合わせ: 転載や使用を希望する場合は、事前にDMなどで問い合わせるよう促します。
発見次第、然るべき措置を取ります: 無断転載を発見した場合には、法的措置を含む、しかるべき対応を取る可能性があることを明記します。

これらの注意書きは、具体的にどのような表現にするかは、ご自身のアカウントの雰囲気に合わせて自由に設定してください。

4-2. ウォーターマークの挿入

ウォーターマークとは、画像や動画に埋め込まれた、著作権情報やロゴマークなどの半透明の表示のことです。

ウォーターマークを挿入するメリットとしては、以下の点が挙げられます。

著作権の主張: ウォーターマークを入れることで、その作品が誰のものなのかを一目で示すことができます。
無断転載の抑止: ウォーターマークが入っていることで、無断転載がしにくくなり、抑止効果が期待できます。
ブランドアピール: ロゴマークなどをウォーターマークとして入れることで、ブランドアピールに繋げることもできます。

ウォーターマークを挿入する際には、以下の点に注意しましょう。

視認性を損なわない: ウォーターマークが目立ちすぎて、作品の主要な部分が見えにくくならないように注意が必要です。
デザイン性: 作品の雰囲気を損なわない、シンプルで見やすいデザインのウォーターマークを選びましょう。

4-3. 著作権について理解を深める

Twitter上で自分の作品を発信する以上、著作権に関する基礎知識を身につけておくことは非常に重要です。

著作権とは、簡単に言うと、創作活動によって生み出されたものに対する権利のことです。

具体的には、以下のようなものが著作権法によって保護されています。

文章: 小説、ブログ記事、論文、プログラムのソースコードなど
音楽: 楽曲、歌詞など
美術: 絵画、彫刻、写真、デザインなど
映画: 映画、アニメーション、ゲームなど

著作権は、著作者が創作活動によって自動的に発生する権利であり、登録や申請などは必要ありません。

5. 無断転載に関する相談窓口

信頼できる相談相手を見つけることで、冷静に状況を整理し、最善の解決策を見出すことができるでしょう。

5-1. Twitter公式の窓口

Twitterでは、著作権侵害に関する問題に対処するため、専用の報告フォームやヘルプセンターが用意されています。

報告フォーム: Twitterのヘルプセンター内には、著作権侵害に関する報告専用のフォームが用意されています。フォームに必要事項を記入して送信することで、Twitter側に報告することができます。
ヘルプセンター: Twitterのヘルプセンターでは、著作権侵害に関する様々な情報が掲載されています。報告の手順や必要な情報などを確認することができます。

Twitter公式窓口に報告する際には、以下の点に注意しましょう。

正確な情報提供: Twitter側が適切な対応を行うために、正確な情報を提供することが重要です。
冷静な対応: 感情的にならず、冷静に状況を説明しましょう。
対応に時間がかかる場合がある: Twitter側で調査や対応を行うため、時間がかかる場合があります。

5-2. 専門家への相談

Twitter公式窓口に報告しても解決しない場合や、より専門的なアドバイスを受けたい場合は、弁護士などの専門家に相談することも検討しましょう。

専門家は、著作権法に関する豊富な知識と経験に基づき、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。

弁護士: 著作権侵害に関する訴訟などを検討している場合は、弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は、法的観点から問題を分析し、最適な解決策を提案してくれます。
著作権相談センター: 著作権相談センターでは、著作権に関する様々な相談を受け付けています。専門の相談員が、無料で相談に応じてくれます。

専門家に相談する際には、以下の点に注意しましょう。